外資系IT企業サラリーマンがマレーシアでラーメン屋開業に向けて着々と準備をすすめるブログ

現在、外資系IT企業で働くサラリーマンが、マレーシアでラーメン屋を開業するまでもがき続けるブログ。

飲食店の支出の内訳①人件費編〜マレーシアラーメン開業奮闘記〜

はい。今日2記事目になります。

今日は、飲食店の支出を調べていきたいと思います。

 

経営ってシンプルに考えれば、いかに支出を減らして、収入を増やせるかということだと思うので。

 

かなりあっさりした記事になると思いますが、お付き合いください。

では、三大経費と言われる主な支出をあげてみます。

 

1、原価

2、人件費

3、土地代(賃貸料)

 

主にこれら3つのトータルが、売り上げの70%以内に収まること、原価と人件費の合計は60%を切ることが望ましいようです。

 

また、これら以外にも諸経費が当然かかってきますが、それらを売り上げから除いた10%が一般的な営業利益の目標と言えるようです。

 

例えば、恐らく僕のお店の客単価は25リンギットくらいになると思っています。
10席のカウンターで1時間に10人のお客さんが入って、それが1日6時間あったとします。また、週1日休みで月25日間営業したとします。

その場合は、25(リンギット)×10(人)×6(時間)×25(日)=37500リンギット。

これでやりくりしないといけないというわけですね。

(あーすごく一気に現実的な数字がでました笑)

 

 

それでは今回、三大支出の一つである、「人件費」について考えていきます。

まず、僕のイメージする開業当初の人員構成は、

 

1、正社員は私一人。

2、日本からのインターンシップ生 5名以上

2、現地のアルバイトスタッフ 5名以上

 

あたりでしょうか。

最初のうちはできるだけ低コストでスタートさせたいので、このような構成になるのではと思っています。

 

日本からのインターンシップ生は無給で行っていただきます。

そのかわり滞在する宿などは提供し、またお店のオペレーション半分、企画、広報などの部分に半分の時間を使って先のことに投資していきたいと思っています。

 

現地のアルバイトスタッフに関しては、オペレーションメインで、週に1日は私がいなくても営業が回る状態にしたいなと思います。(できれば当初は無給で営業したほうがいいのかなと)

 

ちなみにマレーシアのアルバイトの時給は4〜5リンギットを設けているところが多いです。

 

ですので営業時間内で同じ時間帯に2人のアルバイト(時給5リンギット)に1日8時間仕込みの時間も含め働いてもらうとして、5(リンギット)× 2(人)×8(時間)×25(日)=2000リンギット

こちらがアルバイトの人に払う人件費なわけですね。

 

 

37500の売り上げのうち2000リンギットは、たったの5.3%。

マレーシアの人件費で言えば、正直どれだけ多く見積もっても10%を超えることはないと思うので、この点は日本の人件費の比率よりかなり安くで済むと考えています。

 

しかし、給料が安い分、また国民性もあってマレーシア人は不真面目な人が多いです。(お店でも携帯をずっと触っていたり、一言も相手と会話を交わさずにお会計をしたり・・・)

 

その分の教育と、彼らのモチベーションになるための何か仕掛けを考えていかないといけないなと考えています。

 

今日はかなり具体的な数字を出しながら書いてきました。

最初のうちは売り上げの目処を立てられないので、いかに人件費を抑えるかを重視していきたいと思います。

 

ありがとうございました!